香港移住者に聞く!香港生活のメリットデメリット|ビザや生活費や仕事など

今回は現在香港で生活をされているtoshikomにインタビューさせていただきました。

大学キャリアセンターで相談員などのお仕事をされていただけあって、真面目でついつい頼りたくなるよう雰囲気のtoshikomさん。

toshikom
1987年兵庫県生まれ。大学・社会人時代の多くを京都で過ごす。介護施設や教育関連企業、沖縄の民宿での勤務を経て、2019年6月より香港に在住。まち歩きが好き。

じつは2019年6月に移住されたばかりということで、香港移住するまでの経緯や来てみての感想など、その辺りを聞いてみました!

(聞き手=香田)

香港移住者に聞く!香港生活のメリットデメリット|ビザや生活費や仕事など

香田:
まずはどうして香港で生活しようと思ったんですか?

toshikom:
きっかけはパートナーの仕事です。彼が1年間香港に駐在することが決まり、付き添う形で移住しました

香田:
移住はいつ決まったんですか?

toshikom:
彼の香港駐在が決まったのは2018年1月です。そこから約一年の準備期間を経て香港に来ました。

香田:
toshikomさんはこの香港にはもともと興味があったんですか?

toshikom:
私自身、機会があれば語学留学をしてみたいと思っていました。大学入学時からずっと京都に住んでいたので、海外の方に英語で道を聞かれることがよくあったのですが、相手の言っていることは分かるのに話せない、伝えられない自分にもどかしさを感じていました。

香田:
そのもどかしさ分かります!

toshikom:
そんなとき彼の駐在が決まりました。

香港は1997年7月1日までイギリスの統治下におかれていたため、英語が通じる場所も多く、西洋と東洋の文化が入り混じっています。今が絶好のタイミングだと思い、香港で生活することを決めました。

香港移住の手順を紹介

toshikom:
日本からは「海外旅行用の大きめなトランクケース」「リュック」「トートバック」に入る分だけの荷物を持って移動しました。

荷物を送る費用をできるだけかけたくなかったからです。家具や食器などは現地のIKEAで揃えました。

香田:
移住者の方はIKEAでとりあえず揃えるという話はあるあるですよね(笑)

toshikom:
今回の移住を機に、できるだけ物を持たず身軽でいたいと思い、家具や服など多くのものを処分しました。

1年後には日本に戻る予定なので、必要な大きめの家具家電はトランクルームを借りて、そちらに預けています。こまごました自分の荷物はすべて実家に送り、そちらに置いています。

香田:
1年後には戻られるのですね。それは少し寂しいですね

toshikom:
そうですね。まあただまだどうなるは仕事の関係上わかりませんが…

香田:
ちなみに引っ越しの費用はどのくらいでしたか?

toshikom:
ありがたいことに、引っ越しも荷物預かりの費用もすべて会社負担でしたので、ほとんどかかっておりません…。

こまごました荷物を段ボール2つにまとめて実家に送った費用(約3500円)くらいです。

もし個人で行うならば、引っ越しで約4~5万、荷物預かり(トランクルーム)で月6,000~20,000円するようです。

香港の治安や、物価、家賃について

toshikom:
治安はとてもいいです。

香港は夜中でも多くの飲食店が営業しており、人通りが多く賑やかです。真夜中の人気のない場所でなければ、女性1人で出歩いても問題ありません。

香田:
物価は日本よりも高いですか?

toshikom:
物価に関しては、なんといっても家賃が高いです。

世界でも1,2位を争う高さ
だそうです。

香田:
え〜っ!!

toshikom:
現在は彼の会社に負担してもらっているので大丈夫なのですが、実際に支払うとなると、だいたい1か月30~40万かかります。

人口に対して土地が狭いので、高層ビルが乱立し、家賃も高くなっているようです。

食費や生活費は?

toshikom:
食事や生活用品に関しては、日本よりやや高いです。

ペットボトル入りのミネラルウォーターは11香港ドル(約165円)、1リットルの牛乳は約22香港ドル(約330円)です。

香田:
牛乳が高級ドリンクですね。。

toshikom:
しかし、場所や品物にもよります。

香港にはいたるところに野菜や果物、肉や魚などを売る市場があります。玉ねぎ5個10香港ドル(約150円)など、新鮮な生鮮食品が手頃な価格で手に入ります。

また海も近いためか、魚や貝も安価で販売されています。(あわびひと盛約1200円で買ったこともあります)

香田:
古き良きアジアを感じる市場ですね。

toshikom:
また飲食店の値段も、高級店はそれなりにしますが、市街地から離れたローカルな店などは手頃です。(ワンタンメン1杯22香港ドル 約330円など)

香田:
交通費はどのくらいですか?

toshikom:
交通機関はとても安いです。

香港の交通機関にはMTR(地下鉄)、バス、トラム(市電)、ミニバス、タクシーがあり、最も利用しやすいMTRは、初乗り4.5香港ドル(約68円)です。その他の交通機関も日本に比べたらとてもリーズナブルです。

香港のビザは簡単に取れる?

ビザ海外移住

toshikom:
はい、現在学生ビザを申請しています。

香港の学生ビザは比較的通りやすく、一般的に学生ビザがとれるのは大学が多いですが、私の通っている学校は珍しく「語学学校」でもビザの発行が可能でした。

香田:
じゃあ就労ビザだと一般的には取得が難しいですか?

 toshikom:
就労ビザ:難易度は高いです。

香港政府としては、基本的に「香港経済に貢献できると考えられる優秀な人材を受け入れる」ことを目的としているため、

香港地域に必要性があり不足している特別技能/Special skills、知識や経験/Knowledge or Experienceを有することが求められます。

香港で行う業務に対して十分な知識と経験を持ち、香港人に代替が困難である事の説明を求められるようです。

香港でのお仕事の見つけ方

香港の高層ビル群

toshikom:
Twitterで「リモートワーク」などで検索して、条件に合う仕事、会社がないか探していました。

そこでリモートワーク可能な求人に特化した就職サイト『Reworker』をみつけ、実際に仕事を探しました。

学生ビザでもお仕事可能?

ビザ海外移住

toshikom:
実は香港では、学生ビザ所有者の香港内での就労が認められていません。そこで必然的に、日本企業で仕事を見つける必要がありました。

現在、そちらのサイトで見つけた会社(リサーチや事務作業代行等を行う会社)にてお仕事をしております。

またその他にもクラウドソーシングのWEBサイトで仕事を探したり、移住する以前に登録していた会社にてライティングの仕事を行ったりしています。

語学学校の授業が終わり、家に帰ってからの約3時間を仕事に充てています。

香港移住のメリットと魅力

toshikom:
なんといっても活気があります。

屋外のマーケット近辺は、通るだけでその熱気に圧倒されます。野菜など生鮮食品だけでなく、可愛らしい中国雑貨や電化製品、おもちゃなどさまざまなものが売られており、見て回るだけでも面白く飽きません。

また香港は、都会と自然、両方楽しめるのも魅力です。

中心地では夜景やアート、モダンな建物を楽しむことができ、郊外や離島ではハイキングやビーチなど自然を楽しむことができます。交通機関も充実しており、アクセスもよいと感じます。

日本人にとって働きやすい環境か

toshikom:
はい、日本人にとっても暮らしやすい国だと思います。インターネットも問題なく使え、TwitterやFacebookも制限なく見ることができますし、治安もいいです。

和食レストランやイオンなど日本のスーパーもあるため、日本食が恋しくなったときでも安心です。

香田:
日本食の問題は重要ですね(笑)

toshikom:
その他の魅力としては、その他東南アジアやヨーロッパへの旅行がしやすいことも挙げられます。

国際的なハブ空港でもある香港国際空港には、多くの航空会社が渡航しています。日本から行くより距離も近いです。

私も香港に住んでいる間に、インドネシアやベトナムなど今までなかなか行けなかった場所に旅行へ行きたいと考えています。

これから香港へ来る方へ、デメリットや事前注意

toshikom:
まずは一つ目。

  • 学生ビザで渡航する場合、往復の航空券は買って行きましょう。

学生ビザの申請中であっても、片道の航空券だけではチェックイン時に止められてしまう可能性があります。(私はそれを知らず、止められてしまいました…。

香田:
イミグレーションで止められると不安で心臓がばくばくしますよね。。。

toshikom:
2つめ目は、

  • 気温差にやられて体調不良を起こさないようご注意ください!

香田:
天候がころころ変わるのですか?

toshikom:
11~12月ごろまで天候はかなり蒸し暑いようです。平均湿度は常に70%を超えており、ジトっとした暑さが堪えます。

一方、屋内や電車はクーラーがガンガンに効いているため、とても寒いです。真夏であっても薄手の長袖カーディガンを持ち歩くほうがいいでしょう。

3つ目は、

  • 両替をする際はレートをよく確認しましょう。

空港よりも、香港市街地の換金ショップで両替したほうがレートがいいです。

また市街地の中でもレートの悪い店があるので注意が必要です。(大通りの目立つところにある店は悪いことが多いです)

香田:
おすすめの両替所をこっそり教えてもらえないですか?(笑)

toshikom:
私はいつも、レートのいい店が集まっていることで有名な「チョンキンマンション」で換金しています。

チョンキンマンションの中でもレートの違いがあるので、入ってすぐの店ではなく、奥のほうにある店が狙い目です。

 これから香港移住を考えている方に一言

toshikom:
2019年7月現在、香港では毎週末のようにデモが起きていることを、メディアを通じて知っている人も多いかと思います。

しかし、デモが行われている場所以外の多くの地域では、ごく普通の生活が続いています。香港の人たちは紳士的で、デモに参加している多くの人たちも暴力的ではありません。

香田:
日本から映像だけをみていると香港に住むのって危険じゃないの?と思ってしまいますね…

toshikom:
もし怖がっている方がいたとすれば極端に恐れる必要はないかと思います。

香港は親日の方も多いですし、他の国と比べても日本人の暮らしやすい環境が整っていると感じます。

(ただ一番大変なのは、家探しかもしれません。)

香田:
家賃の高さには要注意ですね!

toshikom:
またアジア屈指の金融街がある香港には、世界各国からビジネスマンが集まっており、インターナショナルな雰囲気を感じられます。

香港の主な言語は「広東語」ですが、市街地では英語が通じる店も多いです。

活気ある雰囲気が好きな人、語学を勉強したい人、自然と都会両方が好きな人、好奇心旺盛な人には香港暮らしはピッタリだと感じます。

香田:
toshikomさん、また香港のことぜひ教えてください。

今回はどうもありがとうございました!